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原子力安全に関するシンポジウム・「ヒト胚の取り扱いに関する基本的考え方」に関するシンポジウム

2月7日、原子力安全に関する公開シンポジウムに出席し、基調講演をしました。

1905年のEinsteinから量子力学は進歩し、40年後には原子爆弾が日本に落とされ、そして今は日本の電力の30%が原子力なのです。では「安全」はという事ですが、将来へのエネルギーのあり方、「安心」とは何か、信頼とは何か。日本の歴史を振り返りながら社会の政策形成へのプロセス等について話しました。

日本での原子力の安全は勿論大事な問題です。しかし、では、近所の中国・朝鮮半島でも同じような基準で原子力発電の安全性を要求できるか、そのときの日本社会での「安心」はどうか、等の問題点も指摘しました。つまり、日本国内だけでの問題ではない、という問題も提起をしたのです。アジア、世界での経済大国の日本の課題は何か、というようなことを含めた問いかけをしました。

8日には内閣府の生命倫理専門委員会の中間報告、「ヒト胚の取り扱いに関する基本的考え方」に関する公開シンポジウムに参加しました。きわめて重く、大切な問題です。意見がかなり大きく分かれていて、明確な結論を出す事はもちろん難しいと思います。このテーマは2002年に出版された「医学生のお勉強」でも取り上げている議論です。

政策決定のプロセスが、徐々に開かれた対話を通じて進められていくことに明るい兆しを見ています。

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