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Inter Academy Council(IAC)会議 in Amsterdam

31日からアムステルダムに移動しました。空港で日本学術会議の西ヶ廣局長と合流し、小町大使公邸にこの一年のご支援に感謝を申し上げに行きました。

私も参加しているIAC(Inter Academy Council)については、ブログでも何回か触れていますが、今回3つ目の報告書「Gender in Science」がほぼ出来上がり、更に、エネルギーStudy Groupを立ち上げたりと、気候変動等の分析、政策提言へ向けて活動しています。日本からは東京大学の山地賢治教授が参加しており、後1年余で完成するとの報告です。座長の一人は、1997年Nobel物理賞を受賞したSteven Chu教授で、彼はCO2の出ないエネルギーの研究を始めようと、2年前にStanford大学からLawrence Berkeley Research Laboratoryの所長へと移りました。このNobelのサイトで彼が書いている自伝(autobiography)から、何か感じ取ることがあると思います。素晴らしい人物で、かつ大変頭の切れるすごい方です。生物学対象の遺伝子情報の読み取り転写等の研究を進めていますが、エネルギー問題に関するお話を聞いていると、その造詣の深さに驚かされます。Chu氏は私も関わっている沖縄の大学院計画の運営委員でもあります。

一方で、このような科学者からの地球規模の問題についての提言は大変期待されてはいるものの、ここでも資金が問題となっています。これまでに2つのIAC報告が2004年に国連のAnnan事務総長に提出され、昨年のMillennium Summit報告にも掲載されましたが、これらは資金があって初めて出来ることです。事実、第1報はSloan財団からの支援、第2報は国連からの支援で実現されたのです。

去年12月に就任した英国のRoyal Societyの新会長、天文学者のMartin Rees氏にお会いしました。Cambridge大学のTrinity CollegeのMasterでもありますが、本当に素晴らしい方です。今年のG8についても少し議論しました。

「地球環境 危機からの脱出―科学技術が人類を救う」 (ウェッジ選書)前のページ

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