ブログ

「タテ社会」の見直しを

2月11日の毎日新聞「論点」に掲載されました。

 「タテ社会」の見直しを

ここのところ、ソウル大学のES細胞捏造事件をはじめとして、国内でも研究論文の不正疑惑が相次いでいます。日本学術会議では以前から研究者の行動規範を論じ、いくつかの提言を出していきました。

研究者の意図的な不正行為もあるでしょう。これは問題外です。しかし、そのような不正行為を一番わかっているのは内部の人です。若い人たちが教授に疑問を投げかけられますか?できないのであれば、なぜできないのでしょう?研究室や学内、また学会等は開かれた議論の「場」になっているでしょうか?そうでないのであれば、なぜでしょうか?

日本社会に特異的な問題がないか、これがまず一番の問題です。現在の日本の社会全体が抱えている問題も、そのような不正が行われる要因の1つになっているのではないでしょうか?企業でも役所でも、不正行為が明らかにされ、癒着などが後をたちません。なぜでしょうか?
皆さんもどこが問題なのか?なぜ問題なのかをしっかり考えてみてください。

「転換期の日本の医療」-何が問題か前のページ

世界の健康政策へ次のページ

関連記事

  1. グローバル

    「外から見る日本」を理解する努力

    →Englishこのところ、「外から見る日本」のことを2度ほど(資料…

  2. ブログ

    “イノベーション”、“イノベーション精神” とは何だろう

    先日ご紹介した出口さんが主催するDNDでは、このブログとリンクして、「…

  3. ブログ

    津田梅子とTH Morganの1894年の論文を読む

    3月15日のブログで紹介した津田塾大学創立者の津田梅子さんは、皆さんご…

  4. グローバル

    Harvard大学女性学長Faustさんの訪問

    →English何回かこのサイトでも繰り返し、いろいろと紹介 (資料…

  5. グローバル

    「偽リーダー」論

    「リーダー論」とか、「エリート論」は、いつもなにか調子の悪いときに出て…

  6. ブログ

    Singaporeから

    →English4月17日は久しぶりに外国人記者クラブ(FCCJ)に…

  1. イノベーション

    いつもより疲れた講演会、「丸の内キャリア塾」
  2. インフォメーション

    お知らせ
  3. ブログ

    大学のグローバル度、The World’s Most Global …
  4. グローバル

    休学のすすめー若者は内向きなの?
  5. facebook