グローバル

Torontoからー2、ガードナー財団Global Healthシンポジウム

→English

ガードナー賞50周年記念の今回、特筆すべき新企画はGlobal Health賞の創設です。グローバルな現代においてグローバルヘルスは重要かつ緊急な課題ですから、この賞は大変タイムリーであると言えるでしょう。初の受賞者はDr Nubia Munoz で、子宮頸がんの原因パピローマウィルスの同定とワクチンの効果に関する世界規模の疫学研究が評価されました。

10月28日の午後、Dr. Munozを主賓に迎えてトロント大学Dalla Lana School of Public Health でガードナー Global Health シンポジウムが開催されました。私は最初のセッション(セッションは2つ)でモデレーターを務めましたが、パネリストはEmory大学、Dr.Jeffrey Koplan 、 Gates 財団、Dr. Tachi Yamada、Wellcome Truse、Dr. Mark Walport、Toronto大学、Dr. Peter Singer  (資料1)というグローバルヘルスの頼もしい4人組でした。パワー溢れるこのセッションを司会するのはとても面白かったです。満席の会場からも熱気を感じました。

Photo_1_oliver 12img_1920_2 2

3newp1010789 34img_1927 4

写真1-4:レセプション。写真1;Dr Oliver Smithie (ユーモア溢れるスピーチはいかにも彼らしかったです);写真2;Gairdner Wightman 賞を受賞されたMcMaster大学Dr.David Sackett (左)-臨床疫学とEBMで知られています、とJohn Dirks (ガードナー財団の理事)、写真3;小川先生ご夫妻、山中先生と私;写真4;小川先生、森先生と私

夜のレセプションはトロント大学のMaRSで開かれました。多くの友人、過去のガードナー賞受賞者、今年の受賞者が来られて大変楽しいひと時でした。日本からは小川誠二先生森和俊先生山中伸弥先生の3名の受賞者が出席されました。

5img_1928_2

写真:Dr. Blackburnと共に

沢山のゲストに混ざって今年度ノーベル医学生理学賞を受賞されたDr Elizabeth Blackburn(受賞理由はテロメラーゼの発見)と、彼女の元教え子で共同受賞者(三人)の一人Dr. Carol Greiderもお見かけしました。Dr. Blackburnもガードナー賞の受賞者であられますが、L’Oreal女性科学者賞を10周年記念の年に表彰されていて、私は当時、審査委員の一人に加わるという名誉に与かっています。

今日は実に素晴らしい、刺激に満ちた一日でした。本当に光栄で稀有な体験でした。

Torontoから-1、‘Wikinomics’の‘成功者’との出会い前のページ

ガードナー賞次のページ

関連記事

  1. イノベーション

    GEW -1: 「Entrepreneur = Change Agent」

    →English Global Entrepreneurs…

  2. キャリア

    2016年のノーベル医学生理学賞、大隅先生が単独受賞

    10月3日の夜に、去年の大村さんに続いて、大隅先生が2016年のノーベ…

  3. イノベーション

    「GLOBE Live 2010」イヴェント

    →English朝日新聞には毎月2回月曜日の朝刊にはさまれて発行され…

  4. グローバル

    米国の「フクシマ国会事故調」、長崎大学、そして選挙と機能する民主制度

    →English国会事故調が始まって1年、報告書を提出して5か月がた…

  5. グローバル

    NBRとのインタヴュー

    → English「3.11」東北大災害の地震・津波災害、さらにフク…

  6. イノベーション

    SONY Computer Science Laboratoryの天才、異才たち

    「天才、異才が飛び出すソニーの不思議な研究所」といわれる「SONY C…

  1. グローバル

    Torontoからー2、ガードナー財団Global Healthシンポジウム
  2. facebook

    インフォメーション

    新春対談、そして2つのイベントへのお誘い
  3. イノベーション

    クランスモンタナ、スイス
  4. 3.11

    国会事故調 -3: 二本松へ
PAGE TOP