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ダボスから(1)

25日から「ダボス会議(World Economic Forum)」に来ています。6年連続の出席ということになります。今年はなんと言っても「チャイナ、インド」が話題の中心です。勿論、アラブ問題、世界経済の動向、貧困等々、多くの問題を抱えていますが、全体のトーンは去年とはかなり違うと感じました。ドイツのメルケル新首相の登場と演説は極めて好評でした。去年はブレア首相の歴史に残るかもしれない名演説で始まり、これが同年7月のG8サミットのテーマとなりました。後からの検証になりますが、去年はG8学術会議がこれらのテーマに対して積極的な活動をし、気候変動とアフリカ問題のG8共同宣言を発表したという、科学者たちが国際政治のアジェンダに大変大きく関わった年だったと思います。これらについては2005/7/102006/1/12のブログでも取り上げています。

私がダボス会議に参加するようになったのは、これからの国際社会問題には企業、政治のみならず、科学者の関与が大事であると認識したからです。そしてこの動きはInter Academy Council(IAC)創設等へのきっかけにもなり、さらに、9.11後の2002年には例外的にニューヨークでの開催でしたが、その時から宗教各派のリーダー達も参加するようになりました。

去年からは主要大学学長の会合の場も設けられ、今年は東大の小宮山宏学長も来られました。小宮山氏とは往路が一緒の飛行機でお話する機会がありましたが、なかなか前向きに動き回っていていい方だと思います。26日の夜には東大主催のレセプションがあり、日本の政治家では町村信孝氏、川口順子氏が参加されました。またMIT学長のSusan Hockfield氏も来られて色々お話ができました。Hockfield氏はこの数日前に東京にいらっしゃっていたので、一度Bostonに帰ってからDavosに来たのか聞いたところ、14歳の娘がいるから1度戻られたとのことでした。

ところで“Science in the Wild”という妙なタイトルのパネルに参加しましたが、司会がLancetの編集長をしているHorton氏で、今回はじめて知り合うことができました。まだ45歳です。しかしみんな若いですね。うらやましいです。ダボス会議でいつも思うのですが、どの分野でも世界のリーダーというのは若い人達です。これは私の持論ですが。2003年と2004年のダボス会議についてもブログに書いていますので、是非見てくださいね。また、この会議については http://www.weforum.org/ も見てください。

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