グローバル

日本の将来へ向けて、それはこの一手から

→English

「3.11」は、その衝撃の大きさ、またFukushimaの国際社会での重要性からも、世界の注目を一身に集めました。

でもそれは、世界ではせいぜいはじめの1-2週間。日本の強さと弱さをすっかり世界に見せてしまったことは、このポストでも何回か (資料1)、また新聞など資料1)でも指摘しているところです。

海外のニュースはFukushimaをはじめほとんどマイナーです。世界のニュースをフォローすれば政府が何を言っても「言い訳」としか取られていないのは、明白です。

では、どうしたらこの国家全体の信頼を回復できるだろうか、ここが大事です。国内メデイアなどで見るところでは、この点での日本の「リーダー」の意見、発言がほとんど見られません。

国家の信頼がこの危機的状況では、過去の事例に学ぶのもいいでしょう。ですが、要は「リーダーたる人」たちの識見と決断、何をするべきか、なのです。ヘンなプライドなどはどうでもいいことなのです。

その基本はどれだけ国民のことを考えているのか、この一点に尽きるのです。政府にしても、企業にしても同じことです。

それは、Fukushima原発については、政府とは完全に「独立」した「国際的」タスクフォースを、政府、あるいは議会が発足させることです。それをしない限り、日本の信頼は回復へ向くことは始まらない、と断言できます。

これに関しては、Obama大統領に対する3月25日付けのNatural Resources Defense Councilなどの文書でも見てとれます。

「風評被害」にしても、このステップからでないと、なかなか信用回復は始まらないでしょう。英国の1886年に始まったBSEと政府の信用失墜の回復に20年以上もかかっていることからも、学ぶべきことは多いのです。「独立」した、「外」(国際的信頼のある)の特別委員会です。そして、すばやい情報の全面公開です、これがかなり遅れてしまっています。

最近、上のような趣旨をこの図とともに、民主党の議員さんが開いてくださった会議で(メデイアに公開の会)でお話しました。同様の考えは、かなりの国会議員も意識しておられます。

世界が注目しているのです、日本は’Fukushima’ を「事故の教訓を世界の共通財産に」する気がないのか、と。

 

WEFのRisk Response Network: 世界が注目する日本の対応前のページ

TEDxTokyo 2011次のページ

関連記事

  1. イノベーション

    ダボスから

    →English例年のことですが、1月末にはダボス会議が開催されます…

  2. グローバル

    Mansfield財団の日米原子力ワーキンググループ

    →English大阪で行われたMansfield 財団…

  3. イノベーション

    世界に開かれた研究大学院; 沖縄科学技術大学院大学

    →English写真はこちら(1、2)何度か紹介 してい…

  4. イノベーション

    Michael Sandelと「ウェブで学ぶ」: 「問う」ことの大事さを感じとる

    →English最近、このサイトでも紹介し、大いに話題になっている2…

  5. イノベーション

    「医療制度」改革の課題、JBPress私の意見

    →English私は、もともとは臨床医ですし、日本と米国で医師として…

  6. グローバル

    海外で企業説明会、現地からのメール

    →English10月20日付けで、日英両語bilingualの方達…

  1. フクシマ

    「異論」を言うこと、言わせること
  2. イノベーション

    塩崎大臣との朝食会、アジアイノベーションフォーラム
  3. ブログ

    イノベーション、日刊工業新聞の記事
  4. facebook

    未分類

    2010年3月
PAGE TOP