イノベーション

8月6日; ヒロシマ、フクシマ、そしてグローバルヘルスサマーコース

English

DSC_6649 
 
 8月6日、ヒロシマの日です。

日本はヒロシマ、ナガサキ、そしてフクシマ。例年、暑いヒロシマでの式典、菅総理の言葉は皆さんに、ヒロシマの方々に、フクシマの方々に、そして東北の被災者の方々にどのように響いたでしょうか?

日本はどんな国になっていくのか、なにか悪夢の中をこの5ヶ月が過ぎていったような気がします。フクシマの処理は目処も付きません。東北をどうするのか現場への対応も、計画も、国の役割もはっきりしません。もっぱらコップの中の争いと、旧体制の抵抗勢力とスキャンダル、経済産業省の人事もありました。なんと言うなさけない国家なのでしょうか、と愚痴をいいたくもなりますね。

世界中で、金融の大崩壊がまた起こるのかもしれませんね、不気味です。日本はどうしようとしているのでしょうか?

政治の体たらくを国民のせいにする人も多いと思いますが、この50年間の「知の鎖国」の抵抗勢力。大学、メデイア(テレビといえばタレントと食い物ばかり、というのが直感なのでは?)、大学の責任も重いと思います。経済成長ばかりに浮かれていて、この20年のグローバル化の世界に、ほとんど適応できなかった産業界などなど、このサイトでも繰り返し指摘している、そして最近でも自民党、公明党の機関紙に一部を書いた通りです。

さて、数日前に「Global Health人材育成講座「グローバルヘルスサマープログラム2011」資料1)について紹介しました。

6日(土)の午前はこの2週間コースの最終日。本郷にある東京大学の福武ホールの素敵な講堂で、4つのチームが世界の「ポリオ撲滅」へ向けての政策提案のプレゼンです。これが今年の課題でした。皆さん、ずいぶん考えた政策の提案、それぞれユニークで、採点はとても難しかったですね。4チームの成果を色々組み合わせると、何かよい企画になるかもしれません。

私はこの2日間、ひどい風邪で寝込んでいたので、ようやく朝になって間に合って参加できた感じでした。

でも、皆さん現場感を得ることや取材やら、がんばりましたね。「このような問題を自分自身で考えたこともなかったので、考え方も、視野もずいぶん広がりました」というような感想、意見を色々聞きました。

学生さんも、支援してくれた多くの方達も一緒にみんなでランチへ。次のキャリアは、ちょっと違った視点で考え始めている、という方もいました。将来を担う人たちとの交流はいつも楽しいものです。

20人ほどの学生さんたちは米国、フランスなどで学んでいる方、また、アフリカなどで現場の活動していた方もおり、とても熱心な方達の集まりで、ここでも、「世界的キャリア」を作ろうとしている人たちが多く、楽しい時間をすごしました。

私は帰宅早々、荷物をまとめて、成田へ。Qatarへ向かいます。Academic Health System Initiativeお披露目へ参加です。この暑いとき、しかもRamadanが始まっているのに、皆さん熱心ですね。

Qatarについてはまたご報告します。

 

浅田次郎の清朝末期の小説前のページ

Doha, Qatarへ再び次のページ

関連記事

  1. イノベーション

    『イノベーション思考法』が出版されました。

    『イノベーション思考法』がPHP研究所から出版されました。 出版社:…

  2. グローバル

    Londonから

    →Englishいよいよ今年もあと残すところ3週間。12月13日から…

  3. グローバル

    シンガポール、沖縄、そして若者のエネルギー

    →Englishお盆明けの20~22日はA*STARの理事会のため、…

  4. ウェブ

    ドラゴン桜、さらなる奮闘、「休学のすすめ」

    →Englishこのサイトで何回も紹介しているドラゴン桜、その始まり…

  5. グローバル

    ケンブリッジ大学ペンブルック校のシェイクスピア劇 - 成蹊学園の国際活動

    ケンブリッジ大学ペンブルック校の学生さんたちが中心になって、毎…

  6. グローバル

    中東の科学技術政策: 中東調査会で講演

    →English中東調査会という組織があります。三菱商事前会長の佐々…

  1. フクシマ

    私の考えをJapan Times、そして東京大学医学部同窓会新聞「鉄門だより」に…
  2. facebook

    Recent Posts on Facebook(2017/6/7)
  3. イノベーション

    Yunusさんとお会いする
  4. facebook

    Recent Posts on Facebook (2018/4/24 23:4…
  5. 3.11

    国会事故調査委員会 -2
PAGE TOP