グローバル

東芝問題に見られる懸念、国会事故調の指摘と同根

→English

東芝が大変なことになっています。日本を代表する企業の一つですから、国内外での懸念も、注目度にも大きなものがあります。

問題の根っこは4年前のオリンパスのスキャンダルと同じ企業統治の問題だ、と世界では理解されるでしょう。もっともなことです。

主要な記事に Newsphere の解説、そして Financial Times (FT) の大きな見出しの記事(閲覧には登録が必要です)があります。さらに、この FT の記事の最後に出てくる Leo Lewis 氏による囲み記事 ”Problem of culture; Ever fiercer profit target imposed” では、わたしが委員長を務めた、いわゆる「国会事故調」の指摘した中心的メッセージと同じ問題が根底にある、と指摘しています。

The description is eerily similar to that used in the independent report on the Fukushima nuclear disaster, which blamed Japan’s “reflective obedience” and “reluctance to question authority” for contributing the poor handling of the disaster.

ウェブに広がる世界の中では、透明性、公開性、自律性こそが信頼の基本なのです。日本の企業統治の信頼が揺らいでいるのです。社外取締役を置いても形だけなのではないか?監査はどうなのか?ということです。

このサイトで去年の9月22日から10月27日にわたって掲載した、国会事故調の調査統括を担当した宇田左近さんの著書「なぜ「異論」の出ない組織は間違うのか」の趣旨が、組織統治の重要事項であることを、改めて認識し、改めることです。

「日本の文化」に見て取れる「思い込み、日本の常識」の課題です。一度失われた信頼を取り戻すのは大変なことなのです。

うれしい便り – 2前のページ

お知らせ次のページ

関連記事

  1. イノベーション

    Global Entrepreneurship Week(GEW)2012始まる、Roos大使も応援…

    →EnglishGEW(1)が始まって4、5年になるでしょうか。世界…

  2. キャリア

    Philadelphia-1: Swarthmore College を訪問

    →EnglishPhiladelphiaは私が初めて米…

  3. ブログ

    再びシンガポールから

    →English8月9日の夜にニューデリー発ち、10日の朝、シンガポ…

  4. キャリア

    9月、JFKへ2往復

    →English9月、10月とブログをあまり書けていま…

  5. グローバル

    Hayman島、ADC Leadership Retreat -2

    →English写真はこちら。Hayman島の第2日は快晴。室内に…

  1. facebook

    Recent Posts on Facebook (2018/3/23)
  2. ブログ

    再度、朝河貫一先生 「驕る日本」と闘った男のこと
  3. イノベーション

    東北復興に躍動する若者たち、仙台での出会い
  4. ブログ

    「イノベーション25」初会議と“Digital New Deal(DND)”
  5. インフォメーション

    JANAMEF 30周年記念会
PAGE TOP